危険な毒納豆と無添加納豆
スーパーに行くと非常にたくさんの種類の納豆が並んでいます。それらすべてが安全で健康であるというわけではありません。この中の多くは危険な中国産の大豆が使われた毒納豆であります。日本の大豆の自給率はわずか7%であるということがわかっています。つまりあらゆる大豆食品のほとんどが外国産の大豆によってまかなわれているということです。さらに恐ろしい統計で輸入大豆の90%以上が遺伝子組み換え大豆なのです。遺伝子組み換え植物は農薬が少なくても済む代わりに食物そのものが毒をもつように作られているんです。カナダの研究では93%の妊婦そして80%の胎児の血液から遺伝子組み換えトウモロコシに含まれるBt毒素が検出されたということがわかっています。Bt毒素というのは遺伝子組み換えトウモロコシが持っている害虫を殺すための成分です。現在Bt毒素と実際の健康被害との間には明らかな相関関係は認められておりませんが遺伝子組み換え技術というのはまだまだ歴史が浅く今後どのようなリスクが発生するのかは未知数ということが恐ろしいところです。大豆食品の代表である納豆にはできる限り遺伝子組み換えでないものを選ぶのが良いと言えます。
◆本物の無添加納豆を毎日食べると腎臓の糸球体の数を維持できる。
血液を濾過して尿を作る腎臓はたくさんの毛細血管が集まった集合体で1日に1500リットルの血液が流れ込んでいます。高齢になると徐々に血管が固くなり血液がドロドロになっていき血栓ができてしまうと糸球体にとても細かい血栓が詰まってしまい壊死してしまうと腎臓の機能も失われていきます。そこで血栓を防止し糸球体の壊死を食い止めるのが納豆キナーゼですみやかに血栓を溶かすことができればそれ以上糸球体が壊死するのを防いでくれます。
良質な無添加納豆には腎臓病を予防してクレアチニンという腎臓の値を下げる効果があります。被験者に納豆菌を含んだ納豆粉末を摂取してもらった実験では腎臓病のリスクが10%以上も低下しました。納豆の健康効果は納豆キナーゼという酵素にあると考えられています。この酵素はタンパク質分解酵素で大豆たんぱくが分解されることによってアミノ酸の吸収効率が良くなり様々な健康効果が得られることがわかっています。納豆キナーゼに関してはコレステロールを下げる働きを始めとし様々な効能があります。なかでも腎臓に関係するものとしては血栓を予防してくれる効果をあげることが出来ます。納豆キナーゼは血液サラサラ効果があり、しかも速効性があります。腎臓の糸球体に血栓ができて糸球体が壊死してしまうと血流が再開することはありません。腎臓の検査値が悪くなる前に納豆キナーゼで腎臓の血管を保つということが重要です。1日1パック食べることで血液をサラサラに保つことが出来ます。
◆脳内のゴミが溜まらなくなる
アルツハイマー型認知症は一度なったら治すことができない病気です。2023年にレカネマブという治療薬が開発され大きな話題を呼びましたが脳出血の副作用や治療費が1か月30万円もかかってしまうなどデメリットが大きくその割には治療効果が乏しいということもわかってきました。そこで予防法の一つが納豆を食べることです。日本人41000人を対象とした研究では60歳未満で納豆を食べている人はアルツハイマー型認知症のリスク最大34%低下することがわかりました。別の研究では納豆が持つポリアミンという物質が脳のゴミであるアミロイドベーターの蓄積を防いでくれることもわかっています。納豆はすべての年代の認知症予防食であると言えます。
◆本物の無添加納豆を食べ続けると肝臓の細胞が生き返る
納豆には肝臓の健康をアップする効果があることがわかっています。これは納豆に大豆レシチンという物質が含まれておりレシチンは細胞の不老物質ともよばれ肝臓の中の脂肪代謝をアップする効果があります。脂肪肝はアルコールを原因とするものだったのですが最近では生活習慣の乱れが原因の非アルコール性脂肪肝が増加しています。肝臓が正常な状態であれば肝臓に蓄積した脂肪はすぐに消費され肝臓は健康な状態に戻りますが糖質の過剰摂取や運動不足によって肝臓に溜まった脂肪が消費されなくなってしまうと肝臓についている脂肪が酸化して過酸化脂質というものになり肝臓にとって非常に有害なものになり炎症をおこします。これが脂肪肝炎の状態で炎症を起こした肝臓では幹細胞が破壊され肝硬変へ移行していきます。納豆レシチンは脂肪肝の悪循環を断ち切ってくれる作用があります。過酸化脂質が減れば再び幹細胞がよみがえり肝臓は元通り元気を取り戻してくれます。納豆1パックには700㎎の大豆レシチンが含まれていて肝臓の機能を回復するためには充分な量です。
◆猛毒納豆の見分け方
1.史上最悪の中国産大豆の納豆:納豆は皮ごとの大豆で作るため農薬がそのまま納豆に残留してしまうリスクが懸念されます。昨今中国ではオーガニック食品ブームで多数の中国産有機大豆が出回っています。本当に有機大豆なのかどうかは非常に怪しいと言わざるえません。2014年の冷凍毒ギョーザ事件をはじめ2000年以降中国は数々の衛生法違反を起こしています。2003年は各国で使用禁止の塩素系殺虫剤DDTが中国産お茶から検出されるという事件が起こっていて翌年には中国産粉ミルクによって幼児が死亡する事件も発生しています。このような中国による食品問題は現在になってもまったく改善されておらず令和4年度の中国からの輸入食品の違反件数は195件にも登っています。このようなことから中国産の無農薬とかオーガニックとう言葉は信用できないと言えるわけです。納豆を選ぶ時は必ず国産大豆を選びましょう。
2.添加物まみれのタレとカラシ:納豆に添付されているタレやカラシには多くの添加物が含まれているため注意が必要です。納豆自体は良質な国産大豆を使用していてもタレやカラシにはカラメル色素や増粘剤といった危険な添加物で汚染されているケースがほとんどです。特にタレに使われているカラメル色素には発がん性が確認されているものもありますので絶対に使わないことが大切です。そこで納豆に味噌や無添加醤油、黒酢、といった体に良い調味料をかけて食べるということが良いと思います。
3.発がん性のある容器:スーパーで売られている市販の納豆の多くは発泡スチロールの容器に入っています。納豆自体は良質国産の無添加納豆であっても発泡容器のせいで毒納豆になる恐れがあります。納豆の発泡スチロール容器には有害な物質スチレンが含まれている可能性があります。最近になって国際がん研究機関(IARC)の発がん分類が2Bから2Aへ引き上げられた物質です。スチレンというのは発泡スチロールの原料で一般的には製造の過程でスチレンは無くなるため安全であると言われています。しかし調査により発泡容器からスチレンが検出されることがあり食べる際にスチレンが納豆に付着してしまう恐れがあります。そこでお勧めなのが発泡スチロール容器入りの納豆を食べる際に納豆を発泡容器から他の食器に移してから混ぜるようにすることでスチレンの害を最小限に抑えることができます。そして容器のふたを開封する時に発泡スチロール容器の一部が破壊され発泡スチロールが飛び散り納豆に付着してしまう危険性がありますのでフタを開封する時は慎重に開封してください。